はじめは、「近畿圏にこれほどたくさんスト魔女が好きな方が居るのになぜイベントがないのだ」からでした。
フミカネさんの絵が好きだったり、メカ娘とか好きだったり、色んな好きからアニメの1話をとりあえず見て、
思い切り気持ちを持って行かれたのがスト魔女に対する好きの始まりでした。
絵や文章といった創作能力に今ひとつ欠けていて、でも同人という「好きをぶつけ合える」場に魅入られ、
スタッフとして参加することを選んだ私に出来ることは自ずと主催するという行為でした。
この選択をしたとき、本当にスタッフとしてひよっこでしたが、自分でHPを作ったり、申し込みシステムも作ったり、
あるいはサークル様に色々突貫して営業したり、はたまた編集とはいえカタログを作ったり、色々無茶しつつも好きをとにかくぶつけておりました。
とはいえ順風満帆なんてとんでもなく、2回目の時をはじめ、中止してしまう前にも色々迷惑をかけてきたかと思います。
それでも進んでこれたのは、陰に日向に支えて下さった、参加者の皆様の声あるいは力に他なりません。
だからこそ、体を壊して、心を壊して、中止をしたときは死にたくなるほど悔しかった。情けなかった。
好きなのに見たらしんどくなるから見たくない、そんな状態でした。
そこから少しずつ、還るために、一歩進んでは半歩下がるような、そんな進みで今後どうするべきなのか、
そもそも戻って良いのか、ずっと悩んできました。
戻ってくる過程で、「待つのにはなれてるから待ってます」と言われたことがあります。
今思い出しても目が潤むくらい嬉しかったです。
中止をした時から3年もの間が空き、今から”次”の準備したとしても最後の開催から5年近く空くというこの状況、
正直どうなるのか皆目見当もつきません。
しかし、最初にイベント名を考えるときに「いらんこ中隊」はじめ、ウィッチーズの世界を形作る、
アニメの主題となった第501統合戦闘航空団だけじゃない、全てが好きで、
だから501以外のウィッチを題材として同人活動をされている方にも気持ちよく参加してもらえる名前をと、
「ストライク」を入れずに「ウィッチ」を前面に出したイベント名を考えたという事実。
501から本当に更に世界が広がろうとしているのに、そっと消えるくらいならとことん馬鹿になろう、
好きを訴えようと、その考えが強くなってきました。
そう、やってみなくちゃわからない、と。改めて勇気を貰っている状況です。
まだまだ広がっていくウィッチの世界を精一杯味わって、
もう一度好きをぶつけあえる場を作るために何とか頑張ろうと思います。
早くても来年の初夏以降になりますけれども、マイナスからのリスタートですが、
もう一度馬鹿なほど好きをぶつけていこうと思います。
本当に、申し訳ありませんでした。
そして改めて、どうか皆様よろしくお願いいたします。
2016/10/03 公開
文責: 上村 正治
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